ウインドウトリートメントの基礎知識。［ブラインド編２-バーチカルブラインド①-］

こんにちは～。
今日は朝からもりもりブログ書くつもりが・・・
また突発的な仕事依頼。（＾＾；
でも今回は前回の反省を踏まえて・・・。
明日提出のものを前倒しで今日提出するようにして
今日急にきたものを明日処理すればＯＫの状態に。
そう何度もワタワタしたくないですからね～。

ってことで、仕事も終わったのでブログー！！
皆さん、バーチカルには興味をお持ちのご様子で・・・お待たせしちゃってすみません。
今日は、ブラインドの中でも「バーチカルブラインド」についてお話します。

バーチカルブラインド・・・最近はいろいろなところでほんとによく見かけるので
ご存知だとは思うのですが、・・・・こんな風に動くモノです。



この図はタチカワのカタログから拝借してるんですが
タチカワはなぜかルーバーのこともスラットと呼びます。
でも私は「ルーバー」と呼んでますので
解説は「ルーバー」表記でさせていただきます。
ややこしくなっちゃってごめんなさいね・・・。

と、最初に前置きが付いてしまいましたが、
図のように、ルーバーの回転と開閉によって光の調節をします。
開閉がカーテンのように横方向なので、
出入りのある掃き出し窓にはとっても便利ですね。

実際に同じ商品をルーバーを回転させるだけでどのように変化するかを撮った写真がこれ。（ニチベイより）



閉めるか開けるかしかないカーテンよりもかなり細かく調節できますよね。

視線に対しての対策も、
角度を微妙に変えるだけで気になる方向からの視線のみカットできますので
気になる視線をカットしつつ、中から外への眺望もキープできます。
眺望がとてもよくてレースで窓を覆いたくないところには、本当にお勧めの商品なんです。


基本的な構造は上のような動きですが、最近はいろいろ工夫されている商品も出ています。

バーチカルの利点であり欠点である「ルーバー間の隙間」をなくすべく
ルーバーとルーバーの間にレース地のルーバーを挟みこんだ商品があります。
ニチベイの「センターレーススタイル」、タチカワの「アンサンブルスタイル」の２商品が有名ですね。

説明だけだとややこしいんで、写真だと・・・こんなのです。

右上の写真がセンターレースの特徴を一番良くあらわしてるのですが・・・。

動きを追っていくと、こういうことになります。


見ていただければ一目瞭然ですが、
ルーバーとルーバーの間が見事にレースルーバーによって覆われますので
どのような角度であっても、光はレース越しに入ってきます。
と、いうことは眺望もレース越しになってしまいますので。。。寝室などにお勧めしたいですね、この形は。
実を言うと私は「バーチカルにはルーバー間の隙間があってこそ魅力的」と思っているので
この形はあんまりお勧めしたくないんですよ・・・。（＾＾；
でも、実用的ではあるし、プライバシーを気にするお客様が増えている昨今では
かなりのヒットアイデアだと思います。


また、私のように「ルーバー間の隙間はなくしたくないけどレースっぽい調光もしたい」
という考えの人にぴったりなのが・・・・タチカワの「ツーウェイスタイル」です。
こちらは普通のルーバーで開閉することも、レース地のルーバーで開閉することもできるという商品。

これも言葉で示すのが難しいので（ボキャブラリーが貧困ですいません＾＾；）、写真をどぞ。

一箇所の窓に２種類バーチカルが付いているようですよね！

これ、一つのメカでできちゃうんです。すごいですよね～。

もちろん、半分だけレースで後は普通の・・・とかいうこともできます。

ルーバー調節も普通のタイプのものと変わらずできますし。

私の中でバーチカルはこの形が一番お気に入りです。

が、もともと光の調節がかなり細かいニュアンスでできる商品ですので
ここまでこだわらず通常のものでも十分だと思います。


それに、ルーバーだからこそのこんなこともできるんです。

ルーバーごとに色を変えてコーディネート。

このようにニュアンスカラーの組み合わせもいいですし
ある数本だけをアクセントカラーにしても素敵。
センスのある窓辺になりますよ。


ルーバーをさまざまなデザインでレーザーカット。

カットされたところから入る光がとても素敵。
レーザーカットのデザインはＴＯＳＯが豊富です。
（タチカワにもあります。）


縦型だって、木製あるんですよ！

木の雰囲気というものは、他のものに変えがたいものがありますよね。
クールな印象の強いバーチカルも、木製になればこのとおり。
木製バーチカルは東京ブラインド、タチカワなどが取り扱っています。


と、バーチカルでもいろいろな機能を持たせることも、デザインに凝ることも、できちゃうんですよね。
すっきりしているフォルムだからこそ、少しこだわってみてはいかがでしょうか。

今日はバーチカルブラインドのさまざまなタイプを紹介しました。
次回は取り付け方や操作方法などなど。。。少し実用面を見てみたいと思います。
ではでは☆


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